11月に入り、これから冬に向けて寒さが本格化してくると、身体がこわばって思わぬつまずきや転倒のリスクが高まります。
特に50歳を過ぎると筋力や柔軟性、バランス感覚の変化に自分自身で気づきにくくなり、「普段なら何でもないところでつまずいてしまった」という経験をされる方も増えてきます。
足元の安全や集中力が何より求められる私たちの現場にとっても、転倒災害の防止と日頃の健康づくりは決して他人事ではありません。
2026年4月1日から法律が改正され 高年齢労働者の労働災害防止対策が努力義務化されました。
そこで寿木工では、国のエイジフレンドリー指針に基づき 健康運動指導士の先生をお招きして、秋から冬にかけて50歳以上の社員13名で取り組む『転倒予防・姿勢改善トレーニング教室』をスタートしました。

まずは「自分の身体を知る」ことから始めようと、歩行能力や敏捷性、動的・静的バランスなど5項目の身体機能チェックを実施。
自分の感覚と実際の実測値をレーダーチャートで可視化した個人シートを配り、「思ったより動けている強み」や「意識したい点」を客観的に掴むきっかけにしています。

さらに、インストラクターをお招きし白坂工場と広瀬工場をオンライン中継でつなぎ、お昼のすきま時間にみんなで身体を動かす全5回の教室を開催。
スクワットやストレッチなど現場の立ち作業や中腰姿勢に直結する動きを学んでいるほか、50歳以上の従業員に個別の動作相談の時間も設けています。
また、就寝前などに自宅で無理なく続けられるよう、月1本配信されるショート動画でのセルフケアも取り入れました。
「良いものづくりは、働く人の健康な身体と安全な環境から」。
私たちが日頃から徹底している5S活動で現場の危険をなくすことと、今回の教室を通じて社員一人ひとりが自分自身の身体を整えること。
この両方を大切にしながら、寿木工ではこれからも社員全員が安全で生き生きと活躍できる職場づくりを続けてまいります。