広島、岡山を中心に
甚大な被害や犠牲者を出した
平成30年7月豪雨から1年がたちました。
弊社は幸いなことに死傷者はいませんでしたが、
白坂工場と広瀬工場の両方に土砂が流入し
社員総出で復旧作業を行うも
稼働には1週間、
被災前のような正常稼働には1ヶ月を要しました。
このような事態を経験し
自然災害の恐ろしさと対策の必要性に気づかされ
昨年より対策を行なってきました。
本日は、弊社の災害に対する対策の様子を紹介いたします。
弊社は災害対策として
①安否確認の訓練
②水、非常食等の備蓄
③機械制御盤のかさ上げ
④浸水対策ブロックの設置
の4つを主に行いました。
①安否確認の訓練
緊急時の連絡ツールとしてラインワークスを導入しました。
先月、災害時を想定して
工場長が安否の確認をとるメッセージを送信し、
私たち社員が「問題ありません」といった返事を送る訓練を行いました。
②水、非常食等の備蓄
災害で家に帰れなくなった人や
家が被災してしまった人が
しばらく生活できるように
備蓄をしています。
③機械制御盤のかさ上げ
昨年、豪雨により工場内が浸水したことで
機械の制御盤が水に浸かり故障したため
お客様にご迷惑をかけてしまいました。
その反省を生かし、浸水しても
制御盤に水が浸からないように
かさ上げを行いました。
④浸水対策ブロックの設置
水が流入してしまった場所に
新たにブロックを作ることで
浸水の対策をしています。
1つは白坂工場の休憩スペースの山側
もう1つは広瀬工場の川沿いです。
最後に弊社代表住岡の
災害に対する想いを紹介させて頂きます。
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「昨年の豪雨災害により、東広島・呉地域はいたるところで土砂災害が発生し
3名の社員の家では床上浸水が発生するなど
私たちの生活にも大きな影響が出ました。幸いにも死傷者はなかったですが、
一歩間違えれば生命の危機を感じる大きな災害でした。
また、工場が正常稼働するまでの間
お客様・仕入先様には多大なご心配・ご迷惑をおかけしました。
水害・土砂災害・地震・津波など自然災害が頻発するようになっています。
大地震が起きる確率の予測も高くなっています
これらは予測することが難しく対応も困難ですが、
社員の生命を守る事を 第一に
また、お客様からの信頼をより一層得られるよう
今できる対策を確実にうっていきます。」
有限会社寿木工
代表取締役
住岡 和美
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